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MORNING SPLASH

多治見市美濃焼ミュージアム

今週は「HAPPY RAINY WEEK」!

雨の日でも楽しめる情報をお伝えしていきます。

今回は、【多治見市美濃焼ミュージアム】をピックアップ。


美濃焼ミュージアムは、

美濃焼の歴史と現在を見て、知り、味わうミュージアム。

瀬戸(せと)(ぐろ)黄瀬戸(きぜと)、志野、織部といった桃山(ももやま)(とう)や、

欧米で高く評価された幻の西浦(にしうら)(やき)など、

およそ1300年の歴史を持つ美濃焼の流れと、

人間国宝をはじめ美濃の代表的な陶芸家の作品を展示しています。

また、さまざまなテーマで企画展が行われています。


今行われているのは、

■「幻のナカヤマ 華麗なる洋食器の世界」。8月27日まで。

「美濃の大倉(おおくら)(とう)(えん)」と称されるほどの評価を

一代(いちだい)で達成した中山(なかやま)保夫(やすお)中山(なかやま)製陶所(せいとうじょ)

生み出した、高品質の製品を紹介しています。

ナカヤマの魅力は、白さ、優美なフォルム、

手描きによる絵付け、純度の高い金など。

現在は本格的な生産を終えて幻となった、

ナカヤマの技、およそ100点が見られます。


■また、7月30日まで、

小企画展「夏の美濃焼展」も行われています。

夏を感じさせる美濃焼が、日本一暑いと言われる多治見の夏に、

少し涼しさを届けてくれるかもしれません。


■さらに、見るだけでなく、陶片(とうへん)に触れることもできます。

手に取ってみると、感触や重さ、

(うわぐすり)の厚みなどがよ~くわかります。


■そして、ミュージアム内の立礼(りつれい)茶室(ちゃしつ)では、

抹茶をいただくことができるんですが、

その茶碗を月替わりとなる9つの茶碗の中から自分で選ぶことができます。

人間国宝・加藤(かとう)卓男(たくお)のラスター(さい)茶碗(ちゃわん)など、

美濃を代表する陶芸作家の茶碗ばかりです。

お菓子がついて500円でいただけます。


開館時間は午前9時~午後5時

月曜日休館となります。

多治見市美濃焼ミュージアムで、

美濃焼に触れてみてはいかがでしょうか。