MORNING SPLASH
日下部民芸館
今週は「高山 WEEK」!
10月9日・10日の2日間行われる「秋の高山祭」を前に、
高山市の様々な情報をお届けしています。
この時間は、【日下部民芸館】をピックアップ。
日下部さんに電話でお話を伺いました。
■日下部民芸館は、どのような場所か教えて下さい。
国重要有形文化財の日下部家住宅を一般公開しています。
■では、具体的な見どころを教えて下さい。
一度大火で全焼。その後、再建。
飛騨の匠の技を見せるような構造です。
梁(はり)…天井を見上げると、約13mの1本の赤松で梁が貫き通されている。
仏壇…きらびやかな約240年前のお仏壇。
現在でいう、1億円の価値をかけて作られました。
隠しからくり仕掛け(車輪が出る仕掛け)が施されていて、
明治8年の大火の際にも運び出すことができた為、無事だったそうです。
花嫁籠…日下部家6代の花嫁が嫁いでくる時に乗ってきた籠。
文庫蔵には、飛騨の古陶磁など歴史ある各種民芸品がずらりと並んでいる。
■2階部分にも展示はありますか?
・火鉢、花嫁衣裳など。
和紙で作った凧などの展示をしています。
■展示以外のみどころやイベントなどはありますか?
・高い吹き抜けでの響きを生かした音楽イベント。
・見学後は、館長よりお茶のサービスがあります。
(夏季に提供している麦茶は館長が麦を仕入れて
茶釜で長時間かけて丁寧に煮込んでいるそうです)
■日下部民芸館へのアクセス方法を教えて下さい。
JR高山駅から徒歩17分です。
日下部民芸館の開館時間は、11月まで午前9時~午後4時30分。
入館料は、高校生以上の大人500円。小中学生300円。幼児無料です。
詳しくはウェブサイトをチェックして、お出かけください。