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山県市 山県の晩秋の風物詩 伊自良連柿
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■山県市 伊自良連柿■
伊自良連柿は、大正時代から伝わるもので、
一本の竹串に3個の柿を通す手法で、
その串をわらで縦に10列30個をつなげています。
出来上がった連柿を軒先で干し、屋外にておよそ
一ヶ月間寒風にさらす事で水分とともに渋みが飛び、
中心部の甘みが表面に出て結晶化されます。
山県市平井地区にて11月中旬から下旬頃まで見頃となります。
一本の串に3個の柿を通すのは、親・子・孫の
三代仲むつまじくという意味もあります。
更に表面が白くなる事から長寿、縁起の良い品物として、
迎春用の贈答品として喜ばれます。
また、伊自良連柿に使われる伊自良大実柿は、
山県市の特産品でもあり、山県市のご当地キャラクターである
ナッチョルくんのモチーフとなっておりますし、
岐阜県において「飛騨美濃伝統野菜」と
「じまんの原石」の認定を受けています。
柿の渋みが全くなく、甘くておいしくなっています。
また、柿自体に弾力があり食感が楽しめますので
一度食べてみてください。
食べ頃は12月中旬以降となります。
生産地である伊自良地域には、
「てんこもり農産物直売所」と
「しゃくなげの里」という農産物直売所がありますので、
そちらでお買い求めいただけます。
なお、連柿は、早くて⒓月上旬から順次店頭に並びますが、
なくなり次第販売を終了しますまた、柿をつかった加工品として、
「柿酢」、「柿酢しょう油」や「巻き柿」などもあります。
詳しくは、山県市HPを、ご覧ください。