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関市 迫力の打ち初め式
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■関市 日本刀鍛錬打ち初め式■
1月2日に行われます。
また鍛錬だけでなく、鞘師や研ぎ師、柄巻き師や白銀師
といった外装技能師による仕事始め式も行います。
昭和52年から現在まで、関伝日本刀鍛錬技術保存会が
主催し、刀匠、刀職、刃物関係者が一同に集まり、
一年の盛業と無事を祈る神事となっております。
打ち初め式は神事ですので、まず関鍛冶伝承館隣の
刀匠にゆかりのある春日神社において、
関係者一同が一年の盛業と無事を願いお祓いを受けます。
そのあと境内に設置された鍛錬場にて、火入れ式と鍛錬の
一般公開を行います。そして関鍛冶伝承館技能公開場へ
移動し仕事始め式と技能の一般公開を行います。
古式日本刀鍛錬は古式にのっとり、
鉄を槌でうち加熱させ、そこから火をとります。
その火を火床に入れ、風を送りながら玉鋼を
加熱していきます。そして真っ赤になった玉鋼を
3人の刀匠が交代しながら鍛錬していきます。
真っ赤になった玉鋼をたたき、大きく火花が飛び散る様子は、
真冬の寒さも忘れさせてくれるほど迫力があります。
伝統の技を見られる貴重な機会ですので、
新年はぜひ関鍛冶伝承館へお出かけください。
鍛錬終了後に、来られたお客様を対象に福引きを
開催いたします。こちらも毎年恒例となっております。
関市内の刃物事業者から提供された包丁、はさみ、
ポケットナイフ、台所用品など、メイドイン関の
実用的な刃物製品が景品です。こちらの福引も
関の刃物を求めて、毎年大勢のお客様で賑わいます。
見学料や駐車料は一切かかりません。当日打ち初め式、
福引きともに無料で行います。ただし福引の参加には、
当日9:30より配布する整理券が必要になります。
配布場所は伝承館となりの濃州関所茶屋です。
また無料ということもあり、当日車はもちろん、
非常に混みあうことが予想されます。季節も真冬で、車道、
歩道ともに凍結する場合も考えられますので、
お越しの際は足元等十分に気を付けてお越しいただきたいです。
最後に、当日関鍛冶伝承館は午前中のみの開館ですので、
ご注意ください。
詳しくは、関市HPを、ご覧ください。