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【終了】コープぎふ おとなの健康大学ラジオ

賢い油の摂り方

今回の講義は、管理栄養士の馬場美穂先生から

「賢い油のとり方」について教えて頂きました。

 油は色々あるので、摂り方は難しいですよね〜^^;

 

油の役割としては、肌や髪を健康に保ったり、脳や神経の機能を保ったりしてくれるので

不足すると、肌の艶がなくなったり、髪がパサついたりするんだそうです。

 では、どんな油をとればいいのか気になりますよね。

 

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先生曰く、油の中でも 積極的に摂りたい油と、控えたい油があるとのこと。

 積極的に摂りたい油は「不飽和脂肪酸」と呼ばれる油で

オメガ3、オメガ6、オメガ9の3種類あります。

 

オメガ3は、青魚、えごま油などに含まれ、中性脂肪などを抑制。

オメガ6は、コーン油や、ごま油に含まれ、コレステロールの抑制につながり

オメガ9は、オリーブオイルや、なたね油に含まれ、

悪玉コレステロールを減らすと言われているそうです。

 

控えたい油は、肉類や、バター、インスタント食品に含まれる「飽和脂肪酸」

これをとりすぎると、悪玉コレステロールが増えてしまうそうですよ。

 

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 植物性油脂に水素添加して生成される「トランス脂肪酸」は

菓子、パン、ケーキ等の加工食品に多く含まれていて

これらも、とりすぎると、生活習慣病のリスクが高まると言われているそうです。

 

加工食品のとりすぎには、気をつけないといけませんね。

油のとりすぎにも注意。

できるだけ、青魚に含まれる「オメガ3 脂肪酸」をとるようにするために

刺身や、缶詰は特にいいそうですよ♫ 

 

油は体にいいものを。新鮮なうちに、バランスよくとるのがベスト。

ズバリ!賢く油が摂れる献立は・・・

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◆サバ缶の豆腐バーグ<材料・4人分>

さば缶(味噌煮)・・・・・・・2缶(360g)

木綿豆腐・・・・・・・・・・・・・・・・1丁(300g)

タマネギ・・・・・・・・・・・・・・・1個(250g)

塩・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・小1/2

お麸(砕く)・・・・・・・・・・60g

卵・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1個


サバ缶汁・・・・・・・・・・・・2缶分

トマト・・・・・・・・・・・・100g

きのこ・・・・・・・・・・・・100g

酒・みりん・・・・・・・・・・各大1


ゴマ油・・・・・・・・・・・・・・・・・・大1


<作り方>

① お麸は砕いて細かくする。たまねぎはみじん切りにして塩を振り                                     

  水気が出てきたらお麸の粉をまぶし、サバ缶(缶汁は残す)、木綿豆腐、卵を加え混ぜる。

② ①の種を小判型に成型して、ごま油を熱したフライパンで両面こんがりと焼き取り出す。

③ 同じフライパンに缶汁を注ぎ、ざく切りしたトマト、きのこ、酒・みりんを加え中火で2分煮詰める


サバ   DHAとEPA 悪玉コレステロール・中性脂肪を減少

トマト  抗酸化作用

きのこ  食物繊維が血中コレステロールを減少させる