GIFUコレ!情報局42
羽島市 江戸時代から受け継がれてきた技術
GIFUコレ!情報局42
■羽島市 美濃縞■
江戸時代より明治時代にかけて農家の
副業として木綿織物が盛んに生産されていました。
緻密に織られた反物は「美濃縞」と呼ばれ、
産地の代表的な縞木綿として全国的なブランド品になりましたが、
明治に入って機械が導入されたことにより、
徐々に衰退していきました。「美濃縞」は、現在は
産業としては残されていないものの、美濃縞の伝承を
目的とした団体である「美濃縞伝承会」により地域の
伝統文化として受け継がれています。例年「美濃縞伝承会」の
作品展も開催されます。
・作品展
3月3日土曜日~5日月曜日までの期間、
不二羽島文化センター 展示室円空 で開催されます。
会場では体験ブースも設けられ、実際に糸を紡ぐ工程や、
機を織る体験などができます。
・美濃縞織りの体験ができる常設の施設
羽島市の観光拠点として整備された
「ぐるっと羽島 はしま観光交流センター」では、
美濃縞織りの体験コーナーが設置されています。
「美濃縞」を今では珍しい織機を使いながら手織り
体験することができます。本物の美濃縞も展示してあり、
実際に触ることもできますよ。また「美濃縞伝承会」の
会員の方から直接、美濃縞についてお話を聞くことも可能です。
体験日時は土、日、祝日の午前10時から午後3時までの
間となっていますが、ご予約いただければ、
平日も美濃縞織りの体験をしていただくことができます。
詳しくは羽島市観光協会までご連絡ください。
「ぐるっと羽島」では、美濃縞織り体験コーナーの他にも、
土産品販売所があり、美濃縞織りの作品はもちろんのこと、
羽島市の特産品のほか、市内和菓子店の商品、ゆるきゃらグッズなど
幅広いラインナップの商品を販売しています。
また、観光客の方々の憩いのスペースとなるよう、
無料のウォーターサービスや公衆無線LAN、
各種パンフレットなどが整備されている休憩所もございます。
詳しくは、羽島市観光協会HPを、ご覧ください。