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飛騨市 迫力のお越し太鼓!
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■飛騨市 古川まつり■
4月19日(木)、4月20日(金)に
飛騨市古川町市街地で開催されます。
古川祭は飛騨市古川町にある気多若宮神社の例祭で、
国の重要無形民俗文化財に指定されている伝統神事です。
2016年12月には、全国33件ある「山・鉾・屋台行事」の
ひとつとしてユネスコ無形文化遺産に登録がされました。
神社での神事、御神輿行列、古川やんちゃともいわれる
勇壮な起し太鼓、絢爛豪華な祭屋台など
4月19日と20日の2日間にたくさんのみどころが登場。
19日夜に行われる起し太鼓です。起し太鼓は、数百人の
さらし姿の男たちが担ぐ櫓に直径80センチの大太鼓を乗せ、
町内を巡行します。この櫓の上の大太鼓にまたがった二人が
ばちを振り下ろして響かせる深い音は、近くで見ると鳥肌が
立つくらい体に響きます。また、この櫓に向かって付け太鼓と
呼ばれる棒にくくりつけられた太鼓を
持った男たちが突っ込んでいく姿も
見るべきポイントです。櫓に近づけることが名誉とされ、
12本ある付け太鼓と起し太鼓の攻防戦が繰り広げられます。
起し太鼓は、午後8時から出立祭が行われ、午後8時30分から
町内巡行がスタートし、夜中の0時30分まで行われます。
出立祭では、これから起し太鼓が始まるという高揚感で一気に
ボルテージが上がります。また、昔から地元で引き継がれている
祝い唄の「若松様」の大合唱もぜひ聞いてください。
数百人の男たちの力強い歌声は、鳥肌が立ちます。
飛騨の匠の技がちりばめられている豪華絢爛な祭屋台。
19日は各屋台9台がそれぞれの町内をまわります。
20日にはこの9台の屋台すべて曳き揃えられ、きらびやかで
圧巻な屋台がご覧いただけます。屋台曳揃えは、
日中と夕方から夜にかけての2回あります。
夜に行われる夜祭は提灯を灯しながら曳行しますので
日中とはまた違った屋台が楽しめます。
両日ともに青龍台と麒麟台の2つの屋台ではからくりが行われ、
白虎台の屋台では子ども歌舞伎が行われます。
青龍台のからくりは25条の糸を11人であやつります。
詳しくは、飛騨市HPを、ご覧ください。