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3月22日(木)

野鳥のヒナを拾わないで!

毎年、春から初夏にかけては野鳥の子育てシーズンです。

この時期には、地面に落ちているヒナを見かけることがありますが、

決して自宅などに持ち帰らないでください。

野鳥のヒナの多くは、はじめはうまく飛ぶことができず

地面に落ちるものもいますが、近くで親鳥が見守っています。

人がヒナを拾ってしまうと、親鳥にとっては

「誘拐」になってしまいます。

野生動物にとって、人が近寄ることはストレスです。

落ちているヒナを見つけても、静かにその場を立ち去りましょう。

羽が生えそろっているヒナは「巣立ちビナ」です。

親鳥がすぐそばで見守りながら、

飛び方やエサの取り方を教えています。

人が近くで見ていると親鳥は警戒してヒナに近づけません。

羽の生えていないヒナは、生存競争で他のヒナに

巣から押し出されて落ちてしまうことがあります。

また、ツバメなどの巣が地面に落ちてしまった場合には、

カップ麺の容器にティッシュペーパーなどの代用巣材を敷いて

その中にヒナを入れ、元の巣の位置から近い場所に

ガムテープなどで固定しておく方法もあります。

人がヒナを保護してしまうと、エサの取り方や

天敵からの身の守り方などを教えることができません。

自然の中で生きる方法を知らずに育つため、

二度と自然界に戻れない鳥になってしまいます。

また、勝手に野鳥を飼うことは法律で禁止されています。

野鳥からうつる感染症もあります。

感染予防のため、どうしてもヒナに触れなければならない時は、

使い捨て手袋を使用してください。

もし、素手で触れた場合は、石けんで手をよく洗ってください。


暮らしの消費生活情報

県民生活相談センターでは訪問販売や通信販売、

マルチ商法などのトラブルをはじめ、

身に覚えのないメール・ハガキの請求、

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▲カニの勧誘電話にご用心

 カニなどの海産物の勧誘電話を受け、強引に契約をさせられた、

断ったのに商品が届いた、キャンセルしたいのに業者と連絡が取れない、

家族が注文したと思い返事をしてしまった、

などの相談が多数寄せられています。

 家族が注文したかわからない場合は、

本人に確認してから返事をするなど、

慎重に対応するようにしましょう。

 なお、電話での勧誘を受けて契約した場合は、

8日以内ならばクーリング・オフができます。

▲例えばどんな時?

事例

自分の留守中に自宅へ海産物販売業者から電話があり、妻が出た。

業者は自分の住所と名前を知っており、

「以前カタログギフトで海産物を注文した人へ連絡している。

ズワイガニを6日後に代引きで送る」と言われ、

妻は事情がわからず承知したという。

帰宅後に妻から話を聞き、電話の着信履歴に残っていた番号へ電話し、

「注文を取り消したい」と伝えたところ了承された。

キャンセルできたか不安だ。(60歳代 男性)