GIFUコレ!情報局42
神戸町 夜叉が池伝説マラニック
GIFUコレ!情報局42
神戸町 夜叉が池伝説マラニック
・7月25日(土)、26日(日)に開催される「夜叉ヶ池伝説マラニック」
この大会は、この地方に語り継がれる「雨乞い伝説」で、
日照りで苦しむ村人の願いを聞き、雨を降らせた龍神に嫁いだ夜叉姫が通ったという行程を、
自らの足で追体験することが目的で始まり、伝説発祥の地、
神戸町から福井県との県境、揖斐川町坂内村の
標高1,100mの山の上にある夜叉ヶ池までの往復約135㎞を走破する大会で、
マラソンとピクニックを掛け合わせて、マラニックと言って、
あくまで順位を競うものではないマラソンイベントなんです。
スタートは、7月25日(土)の午前11時。
神戸町役場を出発して、初日の第1ステージは登り中心の45㎞。
二日目の26日(日)は第2ステージ、なんと日の出前の早朝3時30分に坂内中学校を出発し、
夜叉ヶ池までの険しい登山道を登り、再び神戸町まで戻ってくる89.6㎞。
この暑い季節に二日間で約135㎞を走破するという、まさに「鉄人レース」です。
今年も、全国各地から、北は北海道、南は鹿児島県から、
強者のなかの強者たち約300人がエントリーを済ませています。
残念ながら、これから今年の大会へのお申し込みをいただくことはできませんが、
挑戦したいって方は、ぜひ来年までにしっかり鍛えていただいて挑戦してほしいですね。
25日の午後3時からは、第1ステージのゴール付近で、
夜叉ヶ池伝説道中まつりが開催されます。特設ステージでは、
太鼓や創作音楽劇などの発表があり、ランナーを歓迎します。
Q 高低差もかなりあるコースですね?
・出発地点の神戸町役場は標高16m、最高地点は夜叉ヶ池で標高1,104m。
その差1,088m。神戸町内はほぼ平坦なのですが、
池田町、揖斐川町に入りますと山岳道路でアップダウンが厳しいのが特徴です。
また、林道の終点から夜叉ヶ池までの3.1㎞は登山道。登山道だけで標高差が353m。
道中には夜叉壁といわれる険しい難所が。チェーンを手繰りながら登る急な坂です。
Q 過去だいたい、どれ位のタイムで走ってますか?
第1ステージは、早い方で1キロメートルあたり5分、4時間くらい。
平均的には、1キロメートルあたり7分、5時間くらい。
第2ステージは、早い方で1キロメートルあたり5分、8時間くらい。
平均的には、1キロメートルあたり8分、13時間くらい。
Q 完走するコツは?
コース沿線に30か所ほどのエイドステーションがあります。
そこでは、ドリンク、食べ物などの提供と氷の塊を渡します。
これを軍手に包み、帽子に入れて走るなど、
熱中症対策、アイシングなどを行いながら体をケアしていく方の姿をよく見ます。
残念ながら、今年の受け付けは終了しています。
おおよそ、3分の1の方が初参加。
そのほかの方は複数回参加していて、23回目の今回まで、
なんと毎回参加されている方が2名いらっしゃいます。
アクセス
スタート、ゴール地点の神戸町役場は、養老鉄道広神戸駅下車徒歩10分。
道中まつりについての詳しい情報は、坂内観光協会へお問い合わせください。
夜叉が池伝説マラニックについて、
詳しくは、神戸町のHPを、ご覧ください。