MORNING SPLASH
県博物館(関市)
GLOCAL SPOT
今回は関市にある岐阜県博物館をピックアップ!
1923年の今日、アメリカの動物学者ローイ・チャップマン・アンドルーズがゴビ砂漠へ向けて北京を出発しました。
その後5年間におよぶ旅行中に、恐竜の卵の化石を世界で初めて発見し、その後の本格的な恐竜研究の始まりになったということで今日は「恐竜の日」です。
「日本最古の化石は何なのか?」
意外と知られていないその答えは、岐阜県から産出している「コノドント」という動物の化石なんです。
この標本は、オルドビス紀の後期、大体4億5000万年前の化石と言われています。
その頃の海の中には、三葉虫と一緒にコノドントという奇妙な”魚”がたくさん泳いでいました。
コノドントはカンブリア紀に登場して三畳紀に絶滅した生物ですが、化石から全体像を復元するのが難しく、長い間「謎の化石」と言われてきました。
未だに正体は明らかになっていません。
しかし個体数が多く、日本からも何十万という数の化石が見つかっています。
岐阜県博物館では、筑波大学准教授の上松佐知子さんを迎えた、博物館学芸講座特別企画「上松博士の超マニアック化石講座~日本最古の化石コノドントの謎に迫る~」が開催されます。
この講演では、何十万個もあるのに小さすぎてなかなかお目にかかれないコノドントの秘密を徹底的に紹介します。
なお中学生以上が対象です。
ただし保護者の判断で、対象年齢以下でも受入可能です。
恐竜好きのお子様にはこちらがオススメ。
けんぱく教室「恐竜を組み立てよう」
5月5日(日)午後1時30分~3時30分
岐阜県博物館の講堂で、講師に恐竜・古生物復元造形作家の徳川広和さんを迎え。恐竜の体の仕組みを学んだあと、恐竜の骨格図を特製シールで作成します。
いずれも電話または岐阜県博物館ウェブサイトの申し込みフォームからお申込みください。
アクセスは東海北陸自動車道「関インター」から車で5分。
岐阜県百年公園北口駐車場(無料)がありますので、そちらに停めて歩いて5分ほどで着きます。
ぜひゴールデンウィークのお出掛けにも♪
岐阜県博物館ウェブサイト
→こちら