MORNING SPLASH
5月8日=ゴーヤの日
GLOCAL TOPICS
今日5月8日は「ゴーヤの日」ということで、ゴーヤを使った緑のカーテンをご紹介します。
みなさん、「本巣市緑のカーテンプロジェクト」というのをご存知ですか?
本巣市では、夏の地球温暖化対策として本巣市庁舎に「緑のカーテン」を設置しています。
これは本巣市若手職員で組織する「本巣市政策研究グループ」が立案し、平成23年度から実施しているもの。
(詳しくはこちら)
緑のカーテンとは、ゴーヤなどつる性の植物をネットに這わせて作る自然のカーテン。
このカーテンは夏の暑い日差しを遮るだけでなく、葉の蒸散作用により周囲の温度を下げるという効果もあります!
室温の上昇を抑え、快適に過ごすことができれば、エアコンなどの使用を控えエネルギー消費を削減することに繋がります。
自然の力を利用したエコな取り組みとして注目され、各地で様々な植物を使ったカーテンが設置されています。
ではここで、ゴーヤの緑のカーテンの作り方をご紹介!
用意するもの…ゴーヤの苗、つるもの用ネット、支柱、肥料、苦土石灰
①植えつけ1週間前以前に、ゴーヤなどウリ科の植物を植えていない場所を選んでよく耕し、苦土石灰を一平方メートル当たり100gほどを施してよく混ぜてなじませる
②一平方メートルあたり堆肥2kg、化成肥料100gを混ぜてよく耕す
③つるもの用ネットに支柱を通したものを設置する
倒れないように、フックや雨どいの金具などにワイヤーでしっかり留めておくといいです
④根鉢がすっぽり入る大きさの植穴を30~50cm間隔に掘り、水を注ぐ
⑤水が引いたら、ポット苗から取り出したゴーヤ苗を穴に据えて植える
⑥株元の土をしっかり押さえ、根鉢と土をしっかり密着させて植えつけ完了
⑦植えつけ2週間後、本葉7~8枚のころに、主枝の先端を切ってわき芽が伸びるのを促す
⑧同時に化成肥料一平方メートルあたり30gを追肥する
⑨以降2週間に一回⑧をおこない、伸びた子づるをこまめに等間隔になるよう誘引する
ところどころ、ひもで結びとめておくのもいいでしょう
隙間なく葉で面を埋めるようにつるを配置するのがコツです。
伸びすぎたつるは適宜切っておきましょう。
これでゴーヤの緑のカーテンが完成!
ゴーヤは雄花と雌花が別々に咲きます。
最初のころは雄花が多く咲きますが、株が充実して、子づるや孫づるが伸びてくると、雌花も咲くようになります。
開花から20~25日後が収穫適期。
短い品種は20cm程度、長い品種は30cm程度をサイズの目安にし、つけ根で切って収穫します。
高い位置にある実は、高枝切りバサミなどを使うといいでしょう。
管理のポイントは、つるが伸びてきたら、株元よりも葉に日が当たるようにすること。
また1~2週間に一回、液体肥料などを定期的に施して、肥料を切れさせないように育てることが大切です。
ランター植えのものは、土の表面が乾いたら水を与えましょう。
盛夏は朝晩の水やりが欠かせません。
ゴーヤの緑のカーテンで夏を涼しく過ごしましょう♪