GIFUコレ!情報局42
可児市 桃山と昭和にひらいた華
GIFUコレ!情報局42
■可児市 荒川豊三資料館企画展&
学芸員展示解説■
豊臣秀吉が政権を握った頃、茶の湯などに使われた
陶器を桃山陶といいます。
日本で焼かれた茶碗のうち、国宝に指定されているのは2つしかなく、
そのうちの1つ「志野茶碗銘卯花墻」が、この地で焼かれたと
言われています。そして、志野筍絵の陶片を発見したことで、
久々利大萱で桃山時代の窯跡を発見し、その再興に尽くしたのが、
人間国宝の荒川豊蔵です。
・荒川豊蔵資料館
館内には荒川蔵の自作・自筆作品と古陶磁器、工芸、古書画、
出土陶片などの荒川コレクションが収蔵されています。
そして、この「荒川豊蔵資料館」で、
現在企画展「桃山と昭和にひらいた華」を開催中です。
企画展は、8月4日(日)までの午前9時30分から午後4時まで開催中です。
内容は、安土桃山時代に開花した「桃山陶」、桃山時代の焼物と昭和期に
再現された焼物、時代を超えた作品を同時に楽しむことができるのが、今回のみどころです。
・学芸員によるギャラリートーク
6月1日(土)午後1時30分から30分程度ですが、学芸員による
展示解説が行われます。資料館自体や庭園の説明、豊蔵の代表作品、
志野、瀬戸黒、黄瀬戸等の桃山陶について解説する予定です。
・会場までのアクセス方法
電車でお越しの場合はJR太多線『可児駅』または名鉄広見線『新可児駅』で
降りていただいて、タクシーにお乗りいただけると、15分程で到着します。
日曜日・祝日につきましては、可児駅/新可児駅から「Kバス」「Kタクシー」が
運行しておりますので、停留所「荒川豊蔵資料館」で下車してください。
車でお越しの場合は、資料館駐車場は県道84号線沿いにあるので、
東海環状自動車道『可児御嵩IC』から県道84号線を土岐方面へ約8kmお進みください。
詳しくは、荒川豊蔵資料館HPを、ご覧ください。