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今回は【郡上WEEK】ということで、郡上市にある「古今伝授の里フィールドミュージアム」をピックアップ！

中世に郡上を治めた東氏の9代常縁（つねより）がこの地で古今伝授をおこない、「古今伝授の祖」と呼ばれたことから、和歌をテーマにした野外博物館として平成5年に開館しました。

水と光と空間を贅沢に使ってデザインされたこの施設は、公共建築関係の賞をいくつも受賞し、建築の美しさにも定評があります。

和歌文学館にある縦2.4メートル×横36メートルもの大きな壁画型の絵巻「古今和歌集絵巻」は、誰もが簡単に古今伝授を受けられるよう当時の様子を絵巻で紹介しています。

また園内を見渡せる高台には研修館「篠脇山荘」があります。

外観は合掌造りを思わせる萱葺（かやぶき）ですが、建物は柱が全くない開放的な空間です。

県史跡篠脇城跡に対峙し、山の美しさを借景にした作庭手法のほか、前面に配した池が光の揺らめきをつくるなど、光の妙も楽しめます♪

→古今伝授の里フィールドミュージアム　ウェブサイト

■入館料

大人（高校生以上）310円

小中学生　100円

■営業時間

午前9時～午後5時

■定休日

火曜日

■アクセス

東海北陸自動車道「ぎふ大和IC」から車でおよそ10分