MORNING SPLASH
岐阜提灯オゼキ(岐阜市)
GLOCAL SPOT
今回はお盆休みの方も多いということで、岐阜市にある岐阜提灯オゼキをピックアップ!
300年以上の歴史の中、優美な工芸品として発展した岐阜の伝統産業「岐阜提灯」が、平成7年に経済産業省の伝統工芸品に指定されました。
「岐阜提灯」は山紫水明の地、岐阜に生まれ、職人の技に磨かれ、伝統の技が息づく芸術品として清涼感溢れる優美な灯をともします。
お盆は祖先の精霊をお迎えして供養する大切な行事。
お盆の行事は、田畑を耕してきた祖先、そして神様に対する収穫を感謝する意味で、乾物や麺類などをお供えし提灯のあかりで祖先の精霊を迎え慰め、日頃の農耕の労をねぎらう祭りとして古くからおこなわれてきました。
江戸時代には日本中の人々が、旧暦の7月15日を中心にしてお盆をおこなってきましたが、明治になってからは新暦の7月15日を中心におこなうようになりました。
しかし7月頃は農家の人たちにとって一年中で最も忙しい時期で、ゆっくりと先祖供養ができなかったので、もう1か月遅らせてお盆をおこなうようになりました(これを月遅れのお盆といいます)
故人となられて三十五日・四十九日の法要がなされた後に初めて迎えるお盆を「新盆・初盆」といいます。
はるか昔に亡くなったご先祖様に比べ、つい最近まで家族の一員だった人に対し追慕の気持ちが強く、特別にもてなしたいという心から初盆の風習が始まったといわれています。
新盆のお宅には、親戚や子供、親しかった友人から故人の精霊を華やかに迎え慰める供養の意味で「盆提灯」を贈りお供えする風習が古くからあります。
提灯は精霊を送迎する意味だけではなく、精霊に安らかに成仏してほしいという祈りと生前のご恩に対する感謝の気持ちを込めておこなう先祖供養の表し方です。
提灯は多ければ多いほど個人が周囲の方々から慕われていた証となるので、贈る側としても生前お世話になった、親しくお付き合いさせていただいたという印として真心を込めて贈りたいですね。
岐阜提灯のオゼキは岐阜提灯はもちろん、インテリアとしての提灯や手紙代わりに送る小さなレター提灯など様々な用途に合わせた提灯を取り扱っています。
詳しくはウェブサイトをチェックしてみてくださいね♪